ベテラン作家、ウヴェ・ローゼンベルグによるかわいいタイル配置が、テンデイズゲームズさんから日本語版で発売になりました!
ニューヨークを舞台に!
動物園を作るパズルゲームです。
ニューヨークで動物園っていうのが私にはいまいちピンと来なかったけど。
どうやら園内に遊園地みたいなアトラクションもあるのが、NYスタイルらしい…?
どんなゲーム?
プレイヤーの手元には、空っぽの動物園ボード。
手番のたびに、共有ボードのゾウのコマを動かします。動かせる範囲で好きな歩数だけ。
囲いマスで止まれば、そこに見えている囲いのタイルがもらえる。
もらったタイルはすぐ自分の動物園に配置します。
動物マスで止まれば、そこに描かれている動物のコマがもらえます。
2匹とも、好きな順番で!
もらった動物は、同じ種類の動物のいる囲いか、檻に配置します。
受け入れられるスペースがないともらえないから、気をつける。
繰り返しているうちに動物園が埋まっていきます。
2匹以上の動物がいる囲いの中では、定期的に繁殖が起こって動物コマを増やせるので、うまく狙っていきましょう。
囲いが動物コマでいっぱいになると、その囲いの中の動物たちを手放さなければいけない代わりに、遊具タイルを受け取ることができます。
遊具は、動物園ボードを大胆に埋めることが出来る大きなものから、ちょっとした隙間を埋められる1~3マスのものまで大小さまざま。
囲いタイルのパズルに多少失敗して隙間ができてしまっても、遊具でリカバリーができるというわけです。
配置や繁殖を繰り返して、最初に動物園ボードを埋めきった人が勝ち!!
たのしいね、遊んだ感想!
箱を開けたら、かわいい動物コマがわんさか入っているので、まず可愛さにやられます。
しかし遊び始めると、あまりにもパズル!
そうこれは、マジでガチのパズルなのです!!
プレイヤーの駆け引きはほとんどやっている場合ではありません。だって自分のことに手一杯で、意地悪なんかしてる場合じゃないから。
でも他のプレイヤーの行動による影響が大きいのは、共有ボード上で、欲しいタイルを取れるかどうか、欲しい動物マスを踏めるかどうかというところ。
遊ぶ人数によると思うのですが、特にプレイヤーが少ないときは、囲いをどんどん取ってなるべくきれいに隙間を埋めていくほうが強いでしょう。
とはいえプレイヤーが増えると、繁殖の機会も多く回ってくることになるので、なるべく早く各動物の条件を満たしておきたいですね。
早いもの勝ちでゲームが終わるので、だんだん埋まっていく気持ちよさを覆すくらい、負けると悔しいです。
埋めきりたかった!!ってなるゲーム。
悔しいのでもう一回遊んでください。
パズルゲームが好きな人、かわいい見た目で他の人を誘いやすいニューヨークズー、お手元に置くのにいかがでしょうか?
『ニューヨークズー / New York Zoo』
1-5人用 / 10歳以上 / 約30-60分
Designer: Uwe Rosenberg
Artist: Felix Wermke
Publicher: 日本語版 テンデイズゲームズ (2020)
New York Zoo | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、なかよし☺(東京なかよしデザイン)
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