#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

しゃかしゃか魔法で爆笑すごろく『ザップゼラップ / Zapp Zerapp』【120点】

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魔法使いは
謎の樽を鳴らして
弟子を動かす

だってみんな
「ザップゼラップ」に
なりたいから!

まあザップゼラップが
何なのかは
知らないんですけど

とにかくこれは
魔法のちからを存分にふるう
壮大なすごろくなんだ

 

目次

 

どんなゲーム?

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自分の3つのコマを
誰よりも早くすべてゴールまで
辿り着かせた人が勝つ!

 

遊びた方は、
代表者がサイコロを
2つ同時に振って
出た目を合計します

そしたら中央にある
緑の樽みたいな物体から
出目の合計数以下の
数字のものを選ぶ

どういう意味かというと
樽の底には数字が書いてある

その数字の意味するところは
樽の中身の数

なんと樽の中には
重いつぶつぶが入っており
樽ごとに中身の個数が違うのです

各プレイヤーは
樽を自分で手にとって
重さや振った時の音を頼りに
正解の樽を探します

全員がそれぞれ
「これだ」と思う樽を
手元に確保したら

樽の裏側に書いてある
数字を確認します

見事に目標数以下なら
自分の選んだ樽の数字だけ
コマを進めます

 

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進む順番は
目標数以下で
より高い数字の人からです

掴んだ目標数を
超えてしまっているなら
進めませんし、何も出来ません

さらに!

途中で他の誰かに
追い越されてしまったコマは
全てスタートに戻されます

魔法の世界は厳しいのです

 

ただし自分のコマと
同じ色のマスにいるなら
そこは安全地帯

誰から追い抜かれても
スタートに戻されることはありません

そんな手順を繰り返して
一番最初に自分の3つのコマを
全てゴールに辿り着かせら勝ちです

細かい点ですが
進む際は必ず

指定された数字ぴったりに
進まないといけません

安全地帯から出たくないから
途中にとどまるようなことは
出来ません

 

念の為ですが
ゴールはぴったりで
ある必要はなく

到達できれば
数字が余ってもよい

 

遊んだ感想!

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まずはこちらをみてくれ

買ったばかりの
ザップゼラップは

まず魔法の力で樽の中に
金属のつぶつぶを入れて

13個の樽を
作るところから始まる

1個しか入れない樽から
13個入れる樽まで作るんだ

しっかり数えて
間違えないように作る

なにせ間違えたら
ゲームできなくなっちゃうからね

このゲームの準備の時点で
優勝してることを確信する

 

だって樽をさ
しゃかしゃか必死に振ってさ

これは絶対「3」だと思う!
間違いない!!!

とか言ってさ

裏を見たら
「4」だったりするわけ

 

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こんな
バカみたいで楽しいこと
なかなかないよ

 

ものすごく短いスパンで
失敗を積み重ねるから

傾向と対策を
練るんだけどさ

なかなか人類には
難しい課題なもんで

何回やっても
間違えちゃうんですよね
そして何回やっても
爆笑しちゃうんすよね

ピッタリ数字が
合ってたりしたらもー
今年1番では?
みたいなドヤ顔を繰り出しちゃう

 

ただのすごろくをさせるのに

こんなに滑稽で
楽しい思いを味わわせてくれる
本当に最高

みんなに遊んでほしいよ

リメイク作の
『イグルーポップ』も
欲しくなっちゃったな

 

ザップゼラップ / Zapp Zerapp
2-4人用 / 7歳以上 / 約30分
Designer: Heinz Meister, Klaus Zoch
Artist: Doris Matthäus
Publicher: Zoch Verlag (2000)

Zapp Zerapp | Board Game | BoardGameGeek

 

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この記事を書いたのは、まこと