かの有名なボードゲーム作家
ステファン・フェルト
本業は中学校の物理の先生であり
最近は校長になったとか?
巷では、そんな彼の
最高傑作であるなどと
まことしやかに
語られている
作品のひとつが
この
「アクアスフィア」
真相を確かめるべく我々は
謎の海底研究所へと向かった
詳しく分かってもらうのは
非常に分かりにくいゲーム
だからまずは簡潔に伝えよう
「とにかくタコはころせ」
話はそれからだ
どんなゲーム?
あなたは海洋研究者
テクノロジーを駆使して
新たな資源を見つけたり
調査を進めたりしたい
最後の成績評価までに
よりよい結果を出せてるやつだけが
研究を続けられるので
それを目指すゲーム
最先端の施設での研究は
自分ひとりでは手にあまるので
ボットと呼ばれる
召使ロボたちに
さまざまな命令を出すことで
ゲームは進行していく
この構造、はっきりいって
最初はすげーわかりにくい
分かりにく過ぎるので
説明は割愛する
イメージだけ伝えます
わたしこと研究主任は
研究、調査を進めるために
何が最適かを考える訳です
その結果としてボットが動いたり
助手が研究施設内を動き回ったりします
なので手番にやることは
ボットへの命令か
命令済みボットの稼働という2択
行動には
時間資源を消費することが多く
その効率を考えながら
成果を上げやすい
しかしタコが
研究所をぶっ壊そうとしてくる
自分の活動してる施設が
壊されると自分の不手際になる
だからタコを追い払う方が
そりゃーいいんだろうけど
なかなか手が回らないこともあるし
余裕があるなら
他のプレイヤーのタコを
勝手に倒して手柄にしてもいい
評価の日が来たときに
最も知的に貢献してる人が勝ち
負けた研究者はクビ
たのしいね、遊んだ感想!
印象として覚えているのは
ルールをだいたい理解した時点で
「まるで砂を噛んでる」
みたいな気分からの
マイナススタート
だって
最高傑作だって聞かされて
モチベーションがあるから
遊んでるけど
最初は「わけわからん殺し」がすごい
部下が動いた結果
ボットにプログラムをインストール
インストールされた行動を
ボットに取らせるために
別の部下が動いて、、、、
ほんとかよ???
わからんよ
何やらされてる???
でも首を傾げながら
うーんうーんっとやってると
あっという間にラウンドが進む
「あれ?これもしかして面白いじゃん」
そうそう
そう思えてくるんだよ
不思議だね
こうしてあーして
あーしたら効率いいし
研究設備が整ううちに
できることが増えてきたりする
あ、なかよしさんは
絶対タコを殺すマンこと
「タコスレイヤー」(勝手に命名)か
じゃあわたしは
自前の研究所を育てるのを
頑張ってみよう
みたいな
全然わからんなりに
起こることがつながってきて
どんどん楽しめた
途中の決算のたびに
すごく点が下がったり
すごく点がもらえたり
なるほどねーなるほど?
この日は時間の都合で
1回で終わったけど
次やるときは
もっとうまくやれるぞ
なかよしさんが書いた記事はこちら▼
この夏!『アクアスフィア』が面白い!!【120点】 - #ボードゲームたのしいね
『アクアスフィア / Aqure Aphere』
2-4人用 / 12歳以上 / 約100分
Designer: Stefan Feld
Artist: Dennis Lohausen
Publicher: Pegasus Spiele (2014)
※アークライトさんから完全日本語版(2015)も出ています!
AquaSphere | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと