メインビジュアルがおじいちゃん
錬金術の英知で
様々な薬や金を作り出すゲームです
とても面白いゲームなのは
絶対に間違いないのですが
ルールが難解なため
一通り遊んだこの体験が
合っているのか分からないまま
これを書いてます
どんなゲーム?
プレイヤーは、
究極の錬金術師、
かの高名なトリスメギストスに
比肩するような錬金術師を目指す
ラウンドごとに振られた特殊サイコロを使って
手番で6種類のアクションをします
アクションでは
様々な物質を錬成したり
それを精製したりして
欲しい薬の材料を揃えていきます
生み出した薬や目的、
さまざまな達成状況に応じた
勝利点を合計して高い方が勝ちです
ゲームはラウンド制で
1回のラウンドごとに各プレイヤーは
3つまでサイコロを獲得できます
獲得したサイコロは、
その出目がいくつ出ているか、
それをいくつ使うかで
できるアクションが変わります
たとえば「♀」が3つ出ているときに、
そのサイコロを取るなら
3アクション権を得ます
そして「♀」で可能な
いくつかのアクションから
1つを選び実行します
3アクション権をぜんぶ使ってもいいし
1や2などに分けて使ってもいい
たとえば出目の「♀」の
素材を入手してもよいし
サイコロの出目ではなく色をみて、
それに応じた精製を進めてもよい
ボード上で「♀」のとなりにある
高得点源の薬瓶を獲得することもできますし、
精製に必要なチップを獲得することもできます
アクション権をいっきに3消費してもよいなら
サイコロの色に関係する
ボーナスタイルを獲得して
自分の研究所に置くこともできます
素材をすべて集められたなら
手番の間にフリーアクションで
薬品を完成させられる
薬は完成するごとに
恩恵をもたらしますし
追加効果として
プレイヤーボードの上部にあるタイルを
真ん中あたりに配置もできます
ボーナスが生んだボーナスを元に、
また錬成を進めたりするわけです
アクション権は個人ボードで管理
アクション兼がゼロになって
使い終わったサイコロは右端の置き場へ
使用済みサイコロが
3個溜まった人からラウンドから抜ける
全員が抜けたらラウンドが終わる
手番以外にも、他の人の選択に対して
自分もアクションできる
「リアクションチップ」というのを
持っているんですが
ラウンドから抜けた人でも
それを使う権利があるのもポイント
あんまり大事にしてると使い損ねたまま
ラウンドがリセットされちゃって
もったいないですけど
これを繰り返し得点を稼いだ人が勝ちです
たのしいね、遊んだ感想!
わたしは錬金術士見習い
なにせ見習いだから
右も左も分からない
このゲームのこともわからない
わかっていることは
「たのしいゲームだ」ということだけ
わかってきたら楽しいはずなんですが
1回遊んだくらいでは
まだまだわからないことが多かったです
なんでしょう?
勝ち筋が無数にある
とてもよく出来たゲームで
無数にあるがゆえに
本当にわからん
「わたしはボードゲーム初心者だったのでは?」と思った
個人ボード上で
手持ちの素材を変換していく
メカニズムが心地よく
こーして、こーしてとか
考えてるですけど
アクション数が
それを許さないんですよね
ついでに得点も稼がなきゃいけない
考えることが多いので
関連する要素を考えてるうちに
前のことを忘れてしまうことも多々あり
んー
なんとも難しいけどやりごたえのあるゲーム
3時間くらいずーっと遊んでました
覚えているうちに
また遊んでみたいな
トリスメギストス:究極の公式 / TRISMEGISTUS: The Ultimate Formula
1-4人用 / 14歳以上 / 約90-120分
ゲームデザイン: Federico Pierlorenzi, Daniele Tascini
アートワーク: Paweł Niziołek, Paulina Wach
メーカー: Board&Dice (2019)
Trismegistus: The Ultimate Formula | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと