戦うために生まれた機械のカラダ…哀しい宿命を背負った、ポンコツロボットたちの大乱闘!?
ちょっとマッドなビジュアルがとにかく最高な、みんなでロボットを育てつつ殴り合うボードゲームです。
ブルー・オレンジ発、テンデイズゲームズさんから日本語版が出ました。
さっそく遊んだよ。
結論からいうと、連戦するのがオススメ!
どんなゲーム?
ロボを育てるのと殴るのを一緒にやります。
育てるのは、みんなに共通の市場みたいな場所からパーツを選んで、自分だけのボードにハメ込んでいきます。
戦うのは、自分のサイコロを振って、自分のロボが持ってる能力に対応した目が出たらパンチとかロケットが出ます。
持っている部品によっては、他の人のロボにダメージを与えるだけでなく、自分のエネルギーを補充したりできます。
パーツを買うのも、ダメージも、同じエネルギーで管理するので、買い物するほど残りエネルギーが減るので、贅沢は注意です。
とはいえ自分のロボ、どんどん強くしたいよね!?
そうやって完成を待たずに、どんどんロボが壊れていきます。
エネルギーがなくなった人から脱落、最後まで残った人がゲームに勝利します。
たのしいね、遊んだ感想!
見てみて!
勝ったロボ!!
回復付きでパンチ重視です。
カードをハメ込んでいく個人ボードがめちゃくちゃ凝っているので、おーこりゃーすごい世界が広がっていくのでは??みたいな、プレイ前のワクワク感があります。
だけど、作っているそばから戦うのを一緒にやるので、エネルギーがじゃんじゃん削れていきます。全てのパーツを埋めてロボが完成する前に、たいていのゲームは決着がついちゃうんじゃないでしょうか。
だから想像しているよりも、ずいぶんあっさり終わるゲームです。
ちょっと儚さ過ぎて、さびしいよね。
だからさ、続けて遊んで欲しい!
まあサイコロ使うゲームですからね、結局、出目の偏りの印象がいちばん印象を左右するのかもしれないんですけど。
ロボの作り方には一応、攻撃重視防御重視、ロケット派パンチ派、サイコロまんべんなく作戦かたよらせ作戦、回復するしないなどなど、いくつか傾向があり得ます。
他にも、様々な恩恵をもたらす「必殺技」のカードや、サイコロの振り直しができるようなしゃらくさいパーツだってある。
何より見た目も、いろいろバリエーションがあります。
見てみて!
頭の形がぜんぜん違うの分かりますか?
今度のロボは、まんべんなく出目を活かしていくタイプ。サイコロもたくさん振れるんです。そんな2回めもまんまと勝ちました。
1回目はずいぶんあっさりで拍子抜けしましたが、2回め3回めと、どんどん楽しくなりました。こんなふうに続けて遊べたら、作戦切り替えながら味わいが増していくゲームだと思います。
プレイ時間の表記が15分とかなり短めのゲームですが、やるならぜひ小一時間掛けるつもりで連戦して、ロボ作りパートをエンジョイしたいですね~!
『ポンコツロボット大乱闘 / Moon Bots』
2-4人用 / 7歳以上 / 約15分
Designer: Franz Couderc
Publicher: テンデイズゲームズ (日本語版 2019)
作品販売ページ▼
ポンコツロボット大乱闘 日本語版 - テンデイズゲームズ -TendaysGames-
nakayoshi☺