話題としてはよく耳にするけど
ちゃんと遊んだことのなかったゲーム
ふとした機会に遊んだら、
名作と呼ばれるのも納得な
パワーを感じました
どんなゲーム?
・やること
自分の手番が来たら
役職のタイルを選んで取る
それだけ!
役職タイルに書かれていることを
みんなで実行します
誰も選ばなかった役職の効果は
そのラウンドには誰も
やることができないから
そのへんもまあ気にします
すべての役職タイルには
効果が2段階あり
手番に選んだ人だけに許された
ちょっとお得な効果と
そのあとに他のみんなができる
普通の効果に分かれてる
もちろんお得な効果のほうがいいのですが
なるべく自分がやりたいのですが
「あー他の人がウッカリやってほしー」
「あーあいつにだけは取らせないでー」
などなど
まわりの人に願いたくなる場面も
たくさんあるので
謎の連帯感や一連托生感で
盛り上がっていきます
・特徴
タイルの効果によって
プランテーションで作物を育てたり
収穫物を生産施設で加工して商品にしたり
ほかにも色々な効果を持つ
建物を建てたり
そこで人を働かせたりしていきます
手に入れた商品には
なんと使い方が2つある
商人に売って
お金に変えるか
本国に出荷して
勝利点に変えるか
です
自分がそうしたいときに
勝利点に変わるならいいんですけど
このゲームは
みんなで同じことをするので
他の人のタイミングでやられると
自分も巻き込まれちゃう
そしてお金にかえるはずだった商品を
勝利点に変えられたりします
そういった役職の取り合いの妙が
このゲームの肝といえるでしょう
「操り人形」や「フェレータ」のように
秘匿されているわけではなく
完全に公開された情報を元に
タイルを取り合うので
狙って嫌な事をされるところには
特にこのゲームのシビアさも感じますね
・終わり方
場に用意した勝利点やワーカーが
なくなったらゲームは終了に向かいます
そのラウンドを最後までやったら
商品を勝利点に変えたものと
個人ボードに建てた建物の基礎点
特殊な建物から入ってくる追加点を合計
勝利点が最も高い人が勝ちです
たのしいね、あそんだ感想!
さまざまな戦術があり
挑戦のしがいがあります
何をどうするのが強いか
初見では全然わからないほど
けれども遊んでいる間の
先の見通しは良いし
他のプレイヤーを
妨害するのも容易です
だから自分にとっての
プラス行動だけでなく
自分にプラス、かつ
誰かに小マイナスな行動とか
自分にはプラマイゼロだけど
対戦相手に大マイナス行動!
みたいなことも狙えたりする
わざわざ実行すると
ヘイトを買いまくって
めちゃくちゃ笑えます
こういうのを恨みを持たずに
笑って遊べる人とやれると最高ですよね
やや古いゲームということもあり
セーフティが薄め
そんなことやっちゃっていいの?
みたいな作戦もどんどんやれるのが
とっても良くて
あーこの順番でそれをやられたら
計画が狂うからやめてくれーーー
みたいな悲鳴が毎回
聞けちゃうからもう勝ち
この2014版には
最初から拡張も入ってるけど
もうちょっと基本だけで
遊び倒してからやりたい気分
いやーでも今やりたいかな
うーん
楽しい悩み
プエルトリコ / Puerto Rico
2-5人用 / 13歳以上 / 90-150分
Designer: Andreas Seyfarth
Publicher: alea, Ravensburger (2014)
この記事を書いたのは、まこと