#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

死にゆく老紳士の、秘められた過去を探る!『ホールド・オン:ビリー・カーの苦難 / Holding On: The Troubled Life of Billy Kerr』

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ホスピスケアってご存知ですか?

緩和ケアや終末医療なんて
呼ばれたりもします

人生の最後を
どう豊かに過ごすか
どう苦痛なく日々を送れるか
すこしでも後悔が減らないか

そんなことをして
過ごす人々がいるのです

死ぬことはわかってるが
悲しい死ではなく
よりよい生き方となるように

このボードゲームは
救急医療の現場が舞台であり
ホスピスケアを行う場でもあります

 

 

ホールディング・オンってどんなゲーム?

みんなで協力して
死にそうな患者さんの容態を看つつも
緩和ケアをするゲームです

オーストラリアから
イギリスに向かう飛行機の中
心臓発作で倒れた老紳士
名前はどうやらビリーさん

病院に運ばれましたが、
容態は深刻で見込みも薄い

家族や知人がいるなら
連絡を取りたいのですが、
あまり自分のことを語ってくれません

プレイヤーはそんなビリーさんを
看護する病院に務める医療従事者として
昼、夜、深夜のシフトを
限られた人員をやりくりしながら
医療的ケアや緩和ケアを
繰り返していきます

医療ケアを行うほど延命して
ゲームオーバーまでの時間が稼げます

状況が許せば、
緩和ケアを行うことで
患者の話をすこしずつ聞くことが出来る

そうやって断片的に語られていく
患者さんの過去には
なにやらとても重大な話が
混じっていて、、、。

信頼関係をきづくことで、
曖昧な記憶を少しずつ
鮮明なものに変えていく
というパートもあります

遊びながら、
プレイヤー同士で
その記憶について想像や意見を
交わしたりもする

ビリーが亡くなる前に、
ビリーの物語の真相を探ることが
このゲームの大きな目的になっているのです

 

 

たのしいね、遊んだ感想など!

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このボードゲームは
流行りのレガシーシステムを搭載

ビリー・カーさんの過去を巡る
大きなシナリオがあり
ゲームを繰り返し遊ぶことで
シナリオがすこしずつ
紐解かれていくという作り

いわゆる「ゲームブック」
それをプレイヤーみんなで
進行していくようなスタイルです

シナリオが進むと
記憶の断片が追加されたり
遊び自体にも追加のルールが増えたり
勝利条件やプレイの目標が
変わったりしてくるらしいです

 

シナリオ部分以外では
シミュレーション的側面が強い印象
医療現場の再現にかなり力を入れた
ゲームである様に感じました

エッセンで発表されたばかりでもあり、
まだ日本語版や翻訳ルールなどはなく
それなりの英語力が必要にはなりますが
遊んでみる価値はあるゲームではないでしょうか

 

そしてこのゲーム、箱には
「彼の秘密を知ると後悔するかもしれない」
みたいなことが書いてあるんですよ

すごく気になりますね

ひとつめのシナリオを
プレイし終えた程度のいまの段階では
まだまだ全然わかりません

最後まで遊べるといいな〜

 

ホールド・オン:ビリー・カーの苦難 / Holding On: The Troubled Life of Billy Kerr
2~4人専用 /14歳以上 /約45~60分
Designer: Michael Fox (II), Rory O'Connor
Publicher: Hub Games (2018)

※邦題はまだないので、なかよしさんが適当に考えました!

 

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この記事を書いたのは、まこと