#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

私は犬で、あいつはたぶん猫だから、さきに鼠をやっつけよう『ワンニャンチュウ』【100点】

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あなたは犬派ですか?
猫派ですか?

え?鼠派?
まーデグーとか可愛いですよね

僕は断然
犬派です

柴犬が可愛い

そしてこれは
なかよしさんが作った
犬と猫とねずみのゲームです

 

どんなゲーム?

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ひとことで言えばなんでしょう?
これは陣取り?かな?

最初に受け取ったカードによって、
自分が犬か猫かねずみの
どの子を勝たせたいかが決まります

これは勝負が決まるまで
誰にも分からないように
秘密にしていないといけません

誰かが味方かもしれないし
やっぱり敵かもしれません

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ゲームは、手番ごとに
3×3に並んだカードのうちの
好きな1枚を隣接する縦か横に
動かすことで進行します

動かした方は、
①強弱関係にしたがってカードを上に重ねる
②空いてるマスにカードを移動させる
のどちらかができます

①なら、
犬は猫の上に、
猫は鼠の上に、
鼠は犬の上に、

という強弱関係に従って
カードを重ねられます

重ねる時は、
動かすカードの下にすでにカードがあれば
その束を全て取って、
重ねたい束に重ねます

①をした人がいたら空いてるマスがあるはずです
そのマスに隣接しているカードを動かすのが②です

②でも、動かすカードの束は
すべて取って動かします

強弱関係に逆らって重ねたり、
3×3の外にカードを動かすことはできません

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手番を繰り返して、
場にあるカードがどれか2種類まで
減った時にゲームが終わります

一番多い動物か、
同数であればその強弱関係に従って、
今回の勝者が犬か猫か鼠かを決定します

最初に配られた役割のカードと
勝者が一致したプレイヤーが
ゲームに勝ちます


たのしいね、遊んだ感想!

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カード枚数がなんと15枚!
実際に動かすのは9枚!
少ない!

コンパクトで
手軽なんですけど

意外と面白い
しかも子どもでも遊べちゃう

よくよく考えないと
勝つのは難しいゲームです

なにせ誰がなんの動物を担当してるか
わからないため

相手の狙いを想像したり、
動きをよくよく読む必要があります

また敵みたいな行動してる人が
実は味方だった!みたいなことも起こりえます

「え!あの人も犬だったの?」
と驚くこともあるでしょう

なにせやりたい思惑が
いろいろすれ違うからです

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例えば
犬のカードは鼠に重ねられてしまうので

じゃー先に猫を動かして
鼠に重ねちゃえ!みたいな行動をとってると

「ははーん!さてはアイツ猫はだな?」って
勘違いされたりするわけです

人の気持ちってわからない、、、

 

手順は簡単で情報量も少なく
目の前ですべて動くので

ゲームがあんまりわかってない人が
混じっても成立しますし

ガチで極めた人同士なら
心理の読み合いにもなります

そうかと思えば
人の心なんか読まない人が
素直に勝ったりもするでしょう

遊ぶための場所もそんなにいらないし
新幹線の車内や飛行機なんかでの
移動中にもいかがでしょうか

 

ワンニャンチュウ / Bow, Meow, Squeak
2-4人用 / 8歳以上 / 約10~30分
ゲームデザイン: なかよし
イラストレーション: あらいれい
メーカー:東京なかよしデザイン (インディーズ版 2019)

 

 

東京なかよしデザイン通販 - BOOTH

 

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http://gamemarket.jp/booth/gm1050/

 

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