カードをめくっていくだけで
キャラクターの人生の一部が
垣間見える1人用のゲームです
所定の枚数だけ
カードをめくっていくことで
自動的にキャラクターができあがります
プレイによって
キャラクターの出会う相手、
自分のキャラクターの
人格的な資質とその変化などが
自動的に定まっていくのみ
物語を順に辿りつつ
出会いのたびに
どんなことが起きたのかを
プレイヤーが想像します
どんなゲーム?
カードを、
上下逆さまにもなるように
ぐちゃぐちゃによく混ぜて
山札を作る
最初のカードをめくると
今回のキャラクターの親が決まる
親は出自を表す
その後、カードを
1枚めくるたびに
出会いや転職などが起こる
これを繰り返して
どんな経験を経ていくかを見る
親を含めて
最終的に7枚のカードを
めくることになる
7人の人物や職業に出会った時
最終的にどんな人生だったかに
思いを馳せる
1人用で
特に勝ち負けなどはないが
いろんな人生のバリエーションがあるため
創作好きは何度も楽しめる
できあがった
キャラクターを輪廻転生させて
繰り返し遊ぶことさえできる
たのしいね、遊んだ感想!
このゲームには
勝ち負けや選択肢みたいな
わかりやすい尺度はないため
ゲームとして万人には勧めにくいが
私にはとても面白い
シャッフルした山札を
めくっていくだけなので
ほぼ自動的に
キャラクターが作成されるが
プレイヤーがどんな想像をして
そのキャラクターを解釈し
想像していくかによって
物語が無限に分岐する
物語を想像しつつ遊ぶことで
没入度が増します
出来上がったキャラクターで
小説や漫画を描くもよし
TRPGで遊ぶもよし
ドラマや映画の脚本に使うもよし
色々な登場人物を作り
群像劇にしても良い
子孫を作ることで
一大叙事詩を紡いでも良い
なんでもできちゃう
このゲームは
ファンタジーの世界観だったので
現代版も出して欲しい
きっといろいろ捗るので
1人用のゲームではあるけれど
仲間内でいろいろ言い合いつつ
キャラを作って遊ぶのもきっと楽しい
わたしは2人で
あーだこーだいいながら遊びました
王の子ということで
始めは「ゲームオブスローンズ」 の
ジョン・スノウだと思って遊んでいたけど
人生を振り返るとアーリヤの方が
ふさわしいかもしれなかった
そんな時もある
ゲームマーケット2021春で
発表された作品のようです
私は2021秋のイベントで手に入れました
サークルさんの通販では
現在品切れ中のようです
みなさん、また機会があればぜひ
この記事を書いたのは、まこと
なかよしさんと、鳩のゲームを作りました▼
鳩の走馬灯をロンダリングしようよ『ポートレートオブポッポ』【100点】 - #ボードゲームたのしいね