サイレントプラネット
それは沈黙の惑星
この星では
言葉による意思の疎通は行えず
そのため身振り手振りや
テレパシーで会話するしかない
そんな星で
どんなゲーム?
みんな黙ったまま
手札を選び合っていき
宇宙人のグループを
協力して作ります
グループの作り方は
2パターンのどちらか
①全く同じ数字で5枚
②全て異なる数字で5枚
数字は1〜5までしかないので
②の場合は1,2,3,4,5の
1通りのみを目指せます
全員に配られたカードの
内容を確認して
裏向きで自分の好きな順番に
1列で並べます
この後、何枚かを
表にしても構いません
これは他の人への
ヒントになります
ただし表にしたカードは
選ぶことができなくなります
さて自分の番
手番には黙って
他の人たちの動きを
見守ることしかできません
手番の人が
裏向きに出してる列から
必要な宇宙人をみなで選びます
手番の人以外で
身振り手振りや
テレパシーを駆使して相談
最初の一枚は
なんでもいいでしょう
他の全員が
それをめくると決めたら
手番の人は黙って
指示通りのカードをめくり
番号を公開して中央におきます
これが宇宙人チームの始まりです
この数字に基づいて
宇宙人チームを作るわけですが
次の手番の人からが問題です
同じ数字でいけるのか?
はたまた
異なる数字でいくべきか
少しだけの優しさとして
「翻訳機」という
特別なカードがあります
なんと翻訳機は
すべての数字として使えちゃう
もし条件に合わない
組み合わせをめくってしまったら
その宇宙人チームは
全て捨てます
参加しているプレイヤーの
人数と同じ分だけ
宇宙人のチームが出来れば
参加している全員が
ゲームに勝利します
たのしいね、遊んだ感想!
ザ・ゲームや
ザ・マインドなどなど
最近はコミュニケーションを
限定した協力ゲームが流行ってますね
その中でも
この「サイレントプラネット」は
笑いの突破力がダントツです
これはちゃんと新しいですよ
なにせ自分の番には
黙っている自分の目の前で
真剣なジェスチャー合戦が
行われてるのです
そして自分は答えを知っているのに
ヒントを出さないように
ポーカーフェイスを
続けなければいけません
もはや拷問に近い
チームメイトたちは真剣に
「これが3だよ!」
「こっちは2かな?」
「今回は3でいこう」
とか言ってるわけです
でも自分は
あー違います〜
私の列に3無いです〜
とか、
心のなかで
思ってるわけ
そしていざめくったら!
「5〜!?」
みたいな!!
コントかよ
拷問に近い
「さん!」とか
指で必死にジェスチャーで
振られたあとの「5」ってボケ
笑い狂っちゃう
とてもよい体験でした
遊んだ結果として
宇宙人チームは
作れる時もあるし
作れないときもある
どんなに相談しても
数字を狙った上で
外れることもあるけど
とにかく
みんなで笑えたら
勝ちですね
『サイレントプラネット / Silent Planet』
2-6人用 / 約15分 / 8歳以上
Designer: Klaus Altenburger
Artist: Fiore GmbH
Publicher: AMIGO(2021)
Silent Planet | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと