南アメリカの、
メキシコ南部を舞台にした
サポテカ文明のゲーム
ピラミッドを建てたり、
神に供物を捧げたり、
地域に拠点を建てたり
色々なことをして
点数を貯めていく
それらすべてをなんと、
たったの5手番で!
どんなゲーム?
各ラウンドの始めには
カードを1枚出し
手順にしたがって
したいアクションのうち
出来る限りのことをするのみ
それをみんなで
5回繰り返したら
すっぱり終わるゲーム
たったの5ラウンド
1つのことが
色々なことに連動しているので
先々のことをよーく考えて
遊ぶ方がよりたのしい
ゲームボードは
3つの地域に分かれており
それぞれの地域は
さらに3種の区画に分かれている
それぞれの区画に
3種の建物があり
どこの何を選んで建てられるかは
最初に選んだカードで絞られる
ちなみに出したカードでは
このラウンドで得られる収入も
3パターンのうちの1つに絞られる
できるアクションが多く
しかも全てが繋がってるので
細かい説明は割愛するが
「え?5回カード出したらゲーム終わり?」
という気持ちを大切にしてほしい
それを教訓とすることで
きっと先の未来を
より良く生きれるから
たのしいね、遊んだ感想!
わー!
やっぱり手番が足りない〜
ピラミッドも建てたいし
そしたら儀式もしたいけど
すくなくとも供物は
捧げておかないと
うーんうーん
ニッチもさっちもいかないー
交易なんか、
やってる暇ある???
どこで得点を稼ぐか
ルートは多様にあるため
どうするのがいいのか
とても迷うところ
目先の指針は
ラウンド毎に提示されるから
これを頼りにすればいのだが
頼りにしすぎると
ゲーム終了時のもっとも大きな
得点への道筋を見失ってしまいそう
、、、と
昨今のゲームらしい
多様な手段を高度に組み合わせて
バランス良く組み上げたよう
とてもよくできている
アレもこれも出来るけど
何処かに絞らないと
何も出来なくなるから気をつけろ!
(初回プレイで何も出来ない気分を
めいっぱい味わった人より)
スッキリしていて現代的で
上手な仕上がりを
味わわせてくれる今風のゲームだ
勝敗への影響はさておき
ピラミッドが完成すると
なんだかすごく嬉しい
建てたいなら
ひとりでは厳しい
力を合わせるしかない
プレイ時間60分と
示されているだけあって
慣れればサクサク遊べる
1回目の苦労を乗り越えたら
あと1回は続けて遊んでみて欲しい
遊んだらついでに
アメリカの文明についても
思いを馳せて欲しい
メキシコってこんなに
豊かな文化を持った国なんですよね
黄金って貴重だな
『サポテカ / Zapotec』
1-4人用 / 約60-75分 / 12歳以上
Designer: Fabio Lopiano
Artist:
Publicher: テンデイズゲームズ(日本語版 2021)
Zapotec | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと