架空のトレーディングカードゲーム
『ミレニアムブレード』が
世界中で大流行している設定の
架空の世界で遊ぶボードゲームです
太古のドルイドたちが遊び
何千年もの昔から親しまれている
伝説のTCG「ミレニアムブレード」
いまやゲーム競技としてのみならず
投機の対象としても親しまれ
全人類を熱狂させている
プレイヤーもそんな
ミレニアムブレーダーのひとりとなって
コレクションを集め、披露し、
トーナメントを勝ち抜くことを目指す!
どんなゲーム?
TCGのある世界観を
内包したゲームです
ゲーム全体は3ラウンドで構成され
各ラウンドは大きく2つの
パートに分かれている
前半パートは時間を区切って
リアルタイムに進行する
デッキ構築フェイズ
後半パートは
構築したデッキで実際に戦う
トーナメントフェイズ
ゲームの準備として
膨大にあるパックの種類を選び
今回の世の中に出回る
カードパックを決める
始める時には
プレイヤーごとに
担当するキャラクターも決める
ショップにはパックが並び
自分達も初期デッキと
お金を持ってゲーム開始
まずはデッキ構築と
コレクションを作り上げる
最初は7分間で
ショップのカードを買ったり
中身の見えないパックを買って開けたり
あるいは手持ちのいらないカードを
ショップに売ってお金に変えたり
直接他のプレイヤーの手元を見て
「これ買いたい」など
交渉することができます
同じことをもう一度、
繰り返してる間に
メタゲームも決まります
メタゲームは条件を満たせると
後半パートで追加得点
最後は6分間で
デッキを仕上げつつ
合わせて用意した
自慢のコレクションを提出する
コレクションの出来に応じて
勝利点を得られます
続く後半パートでは
対戦トーナメントが開催されます
今度はリアルタイムではなく
交代で手番を行います
この対戦部分だけでも
ボードゲームとして
かなりユニークな作り
手番にはカードを1枚出す
その前か後には
任意のアクションを行う
手番を繰り返して
ランキングポイントを稼ぎ
トーナメント後に
ランキングポイントが高い人ほど
多くの勝利点を得られます
デッキ構築と
対戦トーナメントを
3回行ったあとに、
トーナメントと
コレクションから獲得した
勝利点の合計が最も高い人が
ゲームに勝利します
たのしいね、遊んだ感想!
TCGをテーマにした
ボードゲームといえば
構築したカードでの対戦が
メインとなると思いますが
このゲームでは
TCGで対戦する部分はもちろん、
カードのパックを開けたりする場面や
カードを資産として売り買いする仕組み
あるいはトーナメント開催時の
流行り廃りを演出する
メタゲームまで再現されています
海外での英語版発売時点から
気にはなってたものの
英語のカードを読みながらやるのは
ハードルが高いなーと
購入を控えてました
しかし昨年
日本語版のクラウドファンディングを
やると聞いて、買うしかない!
となりました
実際に遊んでみると
資産価値として
カードを売り買いする場面や
ひたすらパックガチャを
回してるのも楽しいし
なんだか全体的に
トレカやってる気分が
しっかり味わえて最高です
ゲーム中にはコモン、
アンコモンと呼ばれる
低レアリティカードは
実物では出てこず
レア以上で構成されたという設定の
最小6枚のデッキで戦うのも新鮮でした
出す順番や出す場所により
能力が変化したり
相手に直接攻撃したり
コンボを決めて
たくさんポイントを稼いだり
デッキでやれることの幅が
広いのもすごく面白かったです
私ははっきりいって
大好きなゲームでした
かなり運が絡みますし
好き嫌い分かれるというか
そもそもTCGに触れたことない人は
理解しにくいゲームかもしれません
でもでも
ハマる人にはど真ん中という感じで
間違いなく熱くなれるゲームです
みんなも
ミレニアムブレーダーになって
TCGを楽しもう!
★本作の購入を検討されている方へ★
遊ぶ前の準備として
お金を札束にする作業が
指示されています
束になったミレニアムドルは
臨場感が増しますので
大変ですが頑張って作りましょう
別に束にしなくても遊べるのですが
飛び交うなら札束がいいよね
『ミレニアムブレード / Millennium Blades』
2-5人用 / 約80-120分 / 12歳以上
Designer: D. Brad Talton, Jr.
Artist:
Publicher: アソビション(日本語版 2021)
Millennium Blades | Board Game | BoardGameGeek
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