#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

変形合体するゲームボード『ノートルダム / Notre Dame』【120点】

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ノートルダム大聖堂といえば?

ディズニー映画、
ノートルダムの鐘

カジモド?

ヴィクトルユーゴー?

わたしはこれぐらいの
知識しかありませんでしたけど

とにかくノートルダムを
テーマにしたゲームです

箱の絵もなんだかノートルダムぽさ

 

どんなゲーム?

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まずは見てくださいよ
このゲームボード

めちゃくちゃイカシテル!

これがノートルダムの街
そこで市民となって
名誉点を稼ぐゲームです

 

ゲームは、毎ラウンドごとに
2枚ずつを使うことで進行します

特徴があるのが
この3枚の手札の揃え方

まず3枚を
自分のストックから引きますが

1枚を選んだら
残りは左隣にわたします

自分も右隣から
カードを貰います

最初は2枚もらえるわけなので
またこのうち1枚を選んでから
残りを左隣にわたします

次は右隣から受け取った1枚を合わせて
全部で3枚のカードが手元に残ります

このうち2枚を使うわけです

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使ったカードに応じて
街に自分の街に
影響力を配置していく

それにより
追加の影響力がもらえたり
お金が増えたり
名誉が高まったり
ネズミが減ったりします

さらに馬車で街を駆け巡ったり
友人に頼み事をしたり
大聖堂に祈りを捧げたり

どのカードが手元に来るかは、
うまく選べるかもしれないし
あんまり選べないかもしれない

他人のことがよく見えてれば
渡したくないカードとか
狙うみたいな可能性もありますけど

とりあえずそんな余裕はなく
欲しいのが来い!
ばっかり思う

さらにラウンドごとに登場する
人物カードを買収することで
さまざまな恩恵を受けられます

全部で3ステージ、
合計9ラウンド繰り返して
たくさん名誉を稼いだ方が勝ちです


たのしいね、遊んだ感想

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ずっと苦しい!楽しい!

何かが足りない状況が
最初から終わりまで続くので

何を諦めて何を活かすかが
ずっと問われます

今回はあれで行こうとか
これでいこうとか
色々考えようや選択肢もあるんですが

ままならない原因はカード

欲しいアクションカードが来ないことには
その計画も破綻します

あれとこれだけは欲しい、
とか絞っておいたら同時に来ちゃって
片方しか取れなかったり

「わー!どうしよう」と
思ってるうちにゲームが終わります

最初はなんだそりゃって
感じだったんですが

わかってくると
ハプニングも面白い

予想外なことで
得点が伸びたりもする

こりゃーいいゲームだなって
じっくり素朴に味わえました

 

そしてなんと
今回遊んだ2017年版は
拡張入りの記念版

なんなら別のゲーム、
ブルゴーニュの拡張まで入ってました

繰り返し遊ぶときの新鮮さが
もともと損なわれにくい
ゲームだとは思いますが

遊ぶたびにいろんな協力者と
出会えるのは良いですね

 

それでは最後に、
この200点くらいのボード

3人で遊ぶときと
5人で遊ぶときの様子を載せて
お別れとします

 

3人プレイのときは三角▼

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5人のときは五角形▼

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まじイカしてるボード!!

 

ノートルダム / Notre Dame: 10th Anniversary
2-5人用 / 10歳以上 / 45-75分
Designer: Stefan Feld
Publisher: area, Ravensburger(2017)

 

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この記事を書いたのは、まこと