#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

『八十日間世界一周』パスパルトゥーでガチャゲーしよう!【100点】

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フランスの冒険作家、
ジュール・ヴェルヌによる小説を
題材にしたゲームです

わたしたちからしたら
世界一周は割と現実的ですけど

人類にとって
世界一周なんかまだまだ夢
運が良ければ、できなくはないけど

限られた手段や大きな危険と
隣り合わせになるような時代に
執筆された小説

当時はどんな思いで
書いてたんですかね

 

検索探偵
2-6人用 /12歳以上 /約45-60分
Designer: David Parlett
Publisher:ホビージャパン(日本語版 2017年)/p>

 

どんなゲーム?

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気球に乗って
80日間で世界をめぐる

そうこのゲームは、
すごろくです

サイコロはありません

お金さえ払えば
いくらでも飛べます

みんなに配られてる料金表にしたがって
たとえば30マス進みたければ
「465ポンド」払えばいいんです

最初はそんなにたくさん
お金持ってませんけどね

すごろくなので
誰よりも早くゴールすることを
目指します

正直どこまででも進めますし
お金は割と気軽に手に入りますが

プレイヤーは
銀行強盗を疑われているため

「手持ちのお金をギリギリまで減らすこと」
各地の警察に協力するなどして
「自分への醜聞もすべて消しておくこと」が
ゴールイン時の条件になります

この「お金を減らす」というところが
なかなかの勝負どころになる

ちょっと寄り道したり
賭けレースしたり

あるいは少し前の
土地に戻ったりで
金はけっこうざっくざくです

だからどこでどう
お金を使うかの計画が大事

ざくざくとはいえ
使いすぎてしまっていたら
最後の最後で
ゴールまで届かなくなっちゃうし

さらに勝負を左右するのが
執事のパスパルトゥー

様々なイベントを引き起こす
パスパルトゥーのカードが
引けるマスがあるんです

このマスの奪い合いも大事
だってここから得られる効果が
かなり強力です

パスパルトゥーを
上手く使いつつ世界を一周

いち早くスタート地点のロンドンに
たどり着けたら勝ちです


たのしいね、遊んだ感想

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大事なのはガチャ!

パスパルトゥーガチャから
いいカードを引くガチャゲーと言っても
過言ではありません

途中途中の計画も大事ですけど
計画的にパスパルトゥーに
頼ってこその紳士

パスパルトゥーカードといいつつ
各地のいろんな名士
紳士淑女がやってきては
謎の効果をもたらしてくれます

ジェントルメンたるもの
自ら働くのではなく
様々な人に助力を貰うのです!

だからガチャを回す

たまに損をするような
ハズレカードもあるところがにくい

出てきたカードで一喜一憂

こりゃー思った以上にすごろくだし
思った以上にガチャが楽しいぞ

『うさぎとカメ』というゲームの
リメイクだそうですが

世界観的にはこっちの方が
たのしい気がしますね

ウサギとカメは紳士かも知れないけど
パスパルトゥは出てこないもんな

パスパルトゥーが
どんな人なのか興味が湧いたので
原作小説を読んでみたくなりました

 

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この記事を書いたのは、まこと