#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

『王への請願』仲間を集めてサイコロ振って、7つの出目を揃えたい【100点】

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発言力を高めて
王に請願することを
目的としたゲームです

 

請願とは

人民が統治者に対し、
希望を述べてその実現を
願い出ること。

──コトバンクより抜粋

 

どんなゲーム?

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王への請願を
成し得るためには
王宮内で発言力を
高める必要があります

具体的には
集めたサイコロの個数と
その出目が
発言力みたいなもの

場に置かれたカードが
王宮内の重要な役職となっており

役職ごとに
奇数だとか偶数だとか
合計15以上だとか
条件が書かれてる

手番にサイコロを振って
場のカードに示された
条件を満たすと
そのカードがもらえます

最終的に
王に目通りするには
なんと7個のサイコロの出目を
全て同じ数字にする必要がある

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よほど運がいい人でない限り
ただサイコロを7個振っただけでは
出目を揃えるなんてことはできません

そこで自分が集めた
役職たちの力を借りるわけです

役職たちは
特定の出目を操作するような
様々な能力を持つ

またスタート時点では
サイコロも3個しか扱えないので
数も増やす必要があります

サイコロを増やすのもまた
役職の力を借りる

サイコロを振り振り
なんやかんや王宮内で
立ち回ることで味方を増やし
王への謁見が叶うってわけです

 

たのしいね、遊んだ感想!

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このゲームは
少し昔のゲームなので
もっさりしてる部分もありますけど
見た目に反して気軽にやれるゲームです

ルールに癖もあるので
慣れてない人は
戸惑うかも知れませんが

何回かサイコロを振ってるうちに
可能性が見えてきます

お?さてはこの出目なら
このカードの力を借りて
出目を操作すると

あのカードが貰えるな?
と気づいたらもう面白い

とっても面白い
サイコロ買い物ゲームなのです

 

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カードの組み合わせを考えて
それを目指すのもいいし

出たとこ勝負で
とりあえず取れるやつを
とって行くのでも何とかなります

運の比重が高めですが
カードで操作できるので
ゲームが進んだ中盤以降は、
よく考えた人の方が強くなります

いま日本で流通してるのは
グループSNEさんによる
可愛いアニマルモチーフになったバージョン

このデザインの王への請願は
日本限定販売らしいですよ

ぜひ手に取って
みてくださいねー

 

王への請願 / To Court the King
2-5人用 / 10歳以上 / 約45分
Designer: Thomas Lehmann
Artist: Taira Akitsu, Volkan Baga
Publicher: Rio Grande Games (2006)

To Court the King | Board Game | BoardGameGeek

 

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