#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

怪物の居場所は?『クリプテッド / Cryptid』【100点】

Cryptid

こんな箱の見た目ですけど
冒険や戦いはありません

内容はなんと推理ゲーム!

論理パズルと呼ぶ人もいるかも

 

どんなゲーム?

みんなで囲んだ地図の
どこか1箇所に怪物がいます

その場所を他の人よりも早く
見抜くことを目指すゲーム!

 

プレイヤーはそれぞれ1つずつ
怪物の居場所に関する
ヒントを持っています

例えば「動物から1マス以内にいる」とか
「森か砂漠にいる」みたいなヒントです

全員分のヒントを
組み合わせたとき

怪物がいるポイントが
必ず判明する仕組みになってる

 

手番が来たら
やれることは2つ

誰かに質問する

怪物がいる場所を言う

質問は
「ここですか?」のように
ピンポイントな場所を聞きます

聞かれた相手は
自分の条件に「合う」か
「合わない」かを答える

「合う」なら円柱コマを
「合わない」なら四角いキューブを
その場所に置きます

四角いキューブを置かせた場合には
ペナルティとして自分も
条件に合わない場所を記します

そんなやり取りを繰り返して
マップにヒントが増えることで
だんだん場所が絞れていきます

 

たのしいね、遊んだゲーム

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自分が知っている
手がかりの中から見当をつけていく

この人は「ここはダメ」と言い
その人は「ここではない」と言う

でもあの人は
「ここにはいるかも」と言う

ふんふん

ならばもはやここでは?

この人「OK」
その人「OK」
あの人「NG」

なんと失敗!!!

みたいなことを
みんなで繰り返すうちに
正解がわかってきます

見た目よりさっくり遊べますし
こういういった遊びを好きな人なら
延々やれるやつです

 

やることを間違えないように
気をつけることだけで
精一杯な序盤を乗り越えると
ワクワクがやってくる

だってこんな大掛かりな仕掛け!

メモを取る必要もないし
実は推理もしやすいし
よく出来ていると感じるゲームです

必ず一箇所しか出ないようになってる
ヒントの仕組みとか
本当によく考えられてる

条件の組み合わせで
かなり多くのパターンがあるので
答えを覚えることは不可能でしょう

純粋に推理を楽しめる良作でした

 

日本語版が出るって本当ですか? 

いまはちょっと
入手困難みたいですけど、
ちょっと待ってたら
流通戻りますかね~~~?

 

クリプティド / Cryptid
3-5人用 / 10歳以上 / 30-50分
Designer: Hal Duncan, Ruth Veevers
Publisher: Osprey Games(2018)

 

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この記事を書いたのは、まこと