交易をして利鞘を得るゲームだよ
このゲームは単体として遊んでも楽しいし
なんと他のセンチュリーシリーズのゲームと
合体して遊ぶこともできる点が新しい
センチュリー全3部作の
日本語版発売を記念して
シリーズ制覇に挑戦しました
今回がその１
▼センチュリー特集の記事はこちら
センチュリー特集
どんなゲーム？
香辛料ことキューブを取引しながら
勝利点を得るために頑張ります
具体的には手番ごとに
４つの行動から１つを選ぶ
①手札からカードを使う
②使ったカードを手札に戻す
③新しいカードまたは勝利点を手に入れる
①手札からカードを使う
カードを使うと
カードに示された効果を使えます
そのまま描かれたキューブを
獲得するだけのカード効果もありますし、
キューブの希少価値は色で分けられているので
よりグレードの高いものに変換するとか
価値は下がるが量を増やすみたいな効果がある
例えば「黄色キューブを２つ得る」とか
「２つの赤キューブを
２つの緑キューブに変換する」とか
そういう感じです
②使ったカードを手札に戻す
すでに使ったカードは
自分だけの捨て山になっているので
それを再び使える状態に戻すことができます
これは手札がまだ残っていても
行えるアクションです
③新しいカードまたは勝利点を手に入れる
持っているキューブを使って
資源を使って新しい手札や
勝利点を買うこともできます
手札に入れるカードは
山札から遠いほど安く
なんなら一番遠いのは0キューブ
そこから1つ山札に近づくごとに
手持ちのキューブを１つずつ支払って
それより安いカードの上に
置く必要があります
買った手札は
次の手番からすぐに使えます
勝利点カードは
書いてあるキューブを払えば
どこからでも買えます
値段の変化はなし
ただし、山札から遠いカードには
ボーナス得点がついててお得
資源を持てる数には限りがあるので
上手くカードを使ってやりくりする必要があります
誰かが勝利点カードを5枚買ったら終わり
全員が等しい手番遊んだら合計点を比べます
もっとも高い人が勝ちです！
たのしいね、遊んだ感想！
とってもシンプル！
自分の中でやりたいことが
ある程度完結します
売れ残ったカードが
どんどん安くなるみたいな要素が
プレイヤー同士の絡みに
関係したりするし
それに伴う
先取り要素とかもありますけど
基本的には自分のやりたいことを
伸び伸びやれるゲームだと思います
こうして、こうきて
こうなったら、こう！！！
みたいな自分だけのエンジンを
作り上げたらすぐに実行
どんどん答え合わせする様に
やりたいことができていくのが気持ちいい
よく同じジャンルの有名作品
『宝石の煌めき』と比較されているのを
見かける気がしますが
「宝石の煌めき」では
拡大再生産してる感じが
ダイレクトに伝わってきますし
資源を直接奪い合うので他者との絡みが強め
一方この「スパイスロード」は
変換エンジンを作るのが重要なゲームなので
うっかりするとぜんぜん拡大せず
手番が無駄に過ぎて行くこともありませんが
いろんな効率の出し方を狙うのが楽しい
シビアなところは自分のカード選びや
その使用に対してがメインとなり
他人への絡みは薄めかも知れません
その辺りが好みの
分かれてくるところではないでしょうか
あなたも好みで選んでみて！
冒頭でも書きましたが
この「スパイスロード」は
センチュリーシリーズ第１作
その後に出た
第２作「イースタンワンダー」や
第３作「ニューワールド」とも
混ぜて遊ぶことができるのが
面白いしお得感もある
混ぜたゲームはけっこう
違う印象になっていると感じるし
どれも１回45分くらいで手軽に遊べちゃう
持っていてまだ遊んでいないんだったら
「えいやっ！」とやってみて
けっこう良いですよ
センチュリー：スパイスロード / Century: Spice Road
2-5人用 / 8歳以上 / 約30-45分
ゲームデザイン：TEmerson Matsuuchi
アートワーク： David Richards, Fernanda Suárez
メーカー： アークライト (日本語版 2017)
Century: Spice Road | Board Game | BoardGameGeek
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