#ボードゲームたのしいね

全作オススメ! 遊んで楽しかったボードゲームのことを、ボードゲーム作家が2人がかりで書き綴るご機嫌なブログです☺

ねえ、チケット・トゥ・ライドはもうこれでいいじゃん!?『チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク』【120点】

チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク 多言語版

"乗車券"こと
『チケット・トゥ・ライド』が
コンパクトなサイズになって登場!

今度の舞台はニューヨーク!

ニューヨーク版では、
鉄道網だけを築くのではなく

バスルートやトローリーバス
路面電車、そしてタクシーなんかで
交通網を築くゲームとなっています

 

どんなゲーム?

驚くべきことに
なんと15分程度で遊べちゃう!

本家『チケット・トゥ・ライド:アメリカ』は
60分ほどかかる大ボリュームで
ファミリーなどでじーっくり遊ぶのに良い

けれども、人生にはもうちょっと
簡単に遊びたいときもありますね

 

本作ニューヨークは、
そんな本家のチケットトゥライドの
遊びの味わいはそのままに
もっと短い時間で遊べるようになっている!

なにせゲームのルールは
本家とほとんど一緒

手番では
①カードを引く
②カードを出して道を繋げる
③ 目的カードを引く
という流れを繰り返します

 

町と町の間を結ぶ道に対して
指定されている色のチケットを
一気に支払うことで繋ぎます

そして繋げた時には
自分の色の駒をその道に並べて得点を稼ぐ

中途半端に届かないような繋ぎ方は出来ず
1つの道は一息に完成させないといけません

ただ道を繋げるだけでなく、
自分が持っている目的カードに記された
2つの都市を結ぶことができれば
高得点が貰えるようになってます

目的カードは、
ゲームの最初に配られるだけでなく
ゲーム中に追加で
獲得することも可能ですが

目的未達成で終わってしまったら
マイナス点になってしまうので慎重に

 

誰かの手持ちの駒が
2つ以下に減ったらゲームが終わります

目的カードの条件達成や
つなげた道の長さ、
ボーナス観光地などによる
得点を合計します
もちろんもっとも高い人が勝ち!

 

たのしいね、遊んだ感想

とにかく短い!
本家の『チケット・トゥ・ライド』を
やったことある人ならほんとに15分で終わる!

あまりの短さに
「え?もう終わるの?」となるかも

 

本家と違うポイントは以下の3つ

①マップが狭い4人用
②観光地に繋がる道を繋げたときの追加得点
③最長距離ボーナスがないこと

途中経過の得点トラックもありません
得点計算は最後にまとめて行います

 

ねえ
「チケット・トゥ・ライド」は
もうこれでいいじゃん!

わたしはこの「ニューヨーク」が
とても気に入りました

 

もちろん本家のファンや
ゲーム大好きな人には
駆け引きの少なさや運の強さが
気になる人もいると思います

とはいえ
ボードを使ったしっかりしたゲームを
さっくり15分で体験できるのは
とっても魅力的では?

慣れてくると
他の人の思惑がすぐに分かるので
「あの道をブロックしよう」
みたいなことが
容易にできちゃうのも好み

 

ボードゲームというくらいだから
ボードのあるゲームを遊びたい!
という人にはすぐに買って欲しいですし

短時間で遊べる上に
小ぶりな箱になったので
旅行などに持っていくのにもオススメです

 

チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク
2~4人専用 /8歳以上 /約10~15分
Designer: Alan R. Moon
Publicher: Days of Wonder(2018)

 

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この記事を書いたのは、まこと