魔女!
魔女といえば大鍋
大鍋で煮込んで作るのは薬
私たちは魔女となり大鍋で薬を作るのだ
いや説明書とか箱には
「治療師たち」って
書いてあるんですけど
それって何
マンドラゴラとか
いろんな材料をぶちこんだ
大鍋をかき回してたら
もはや気分は魔女でしょ
そして我々が作った薬は
人々の暮らしのいろんな役に立つ
どんな役に立つのかは知らない
知らないけど役に立つのだ
どんなゲーム?
各自袋を持っていて
袋の中には材料が入ってる
材料をひいては並べていくと
鍋がこう
いい感じになってきて
うまい感じの薬が作れたりする
作れた薬を売ると
より良い材料が買えて
もっといい感じになるかもしれない
何がどうなるかは
どういう組み合わせで
材料を袋に入れておくかによるけど
思惑が報われるか
結果がどうなるか
すべては引き次第です
たのしいね、遊んだ感想!
くじ引きガチャゲームです
ザ・デッキ構築こと
「ドミニオン」のように
見た目に華やかでわかりやすい
しかもこれは
デッキがカード束ではなく
袋の中に入れた材料タイルで作られてる
個人ボードこと大鍋に
引いたタイルを配置していく
これはすごろくみたいになっていて
先に進むほど良い薬が作れる
慣れないうちはみんなで足並みをあわせて
「せーの!」と一斉に1つタイルをひく
引いたタイルはその数字の分だけ先における
最後尾から数えて数字分先なんだ
だから良いタイルほど数字が高い
逆に数字は1だけど
能力が強いやつもある
それぞれのバックの作り方次第ってわけ
そしてゲームに登場する材料タイルの能力は
ゲームごとに変えられる
説明書に用意された
4種類の組み合わせがあるほか
慣れたらこの組み合わせに縛られず
バラバラに能力をつけて遊んでもいいという
こりゃー面白い
能力が毎回変わるから
「今回はこの材料を取って行こう」とか
悩めるのもいいだろうし
そもそも基礎となる袋
システムが面白い
なぜなら材料は
何個でも引いてもいいんだ
どこまで引いてもいいけど
袋にもともと入っている白い材料の数字が
鍋の中で合計8を超えてしまうとバースト!
バーストするとラウンドで
貰える利益が減ってしまう
よくない薬なんだ
かといってバーストしないように
抑え目にしているばかりでは
イマイチな薬しかできないので
勇気を持って引くことも大事
その覚悟を自分で決められるのがいい
あと点数が不利な人は
ネズミのしっぽシステムにより
あからさまにめちゃくちゃ有利な
下駄を履かせられてラウンドに望めるので
パワフルにみんな平等感がある
ネズミのしっぽって何
いやーこれは
何度も何度も遊んでみたくなる
みんなに勧められてたけど
ようやく遊べた〜
そして勧められるのもわかる~
ルールがそこまで難しくはないけど
最初は「は?」みたいになるので
ゆっくりやって
こりゃー連続2回は
遊びたいゲームでした
クアックサルバー / Die Quacksalber von Quedlinburg
2-4人用 / 10歳以上 / 45分
Designer: Die Quacksalber von Quedlinburg
Publisher: アークライト(日本語版2018)
この記事を書いたのは、まこと