2019年のドイツ年間ゲーム大賞で
最終候補に残っている作品です
今まさに!
受賞どうなるか!?
というところ
ライナー・クニツィア先生の
最新作でもありますね
さっそく遊ぶ機会がありました!
どんなゲーム?
ラマは命じます!
マイナス点を減らせ!
本当にこんなことが、
ルール冒頭に書いてあります
そんなラマですが、
遊び方はかなり簡単
1~6までの数字カードとラマカードが
ランダムで手札に配られているので
それらを場に出していくだけ
カードを出すときには
場のカードと同じ数字か
それよりひとつ大きい数字で
なくてはいけません
例えば出てるのが「2」なら
「2」か「3」のみ
ちなみに「ラマ」は
「6」の次に出せる
そして「ラマ」の次は「1」
数字が循環します
手札を出せないときは
山札を1枚引くかラウンドを降りる
誰かが手札のカードを出しきるか
全員がラウンドを降りたら得点計算です
手札が残っている人たちは
手元の数字がマイナス点になります
残ってしまった「ラマ」は
なんとマイナス10点!
早く捨てたい!!
誰かがマイナス40点になるまで
繰り返し遊んで
そのときマイナス点が
最も少ない人が勝ち!
上がると特典もあって
マイナス点チップを1枚返せます
1点チップと10点チップがあるので
10点返せたらお得よね
たのしいね、遊んだ感想!
遊ぶ前に話を聞いてみるだけだと
やたらとシンプルなルールで
ゲームになってるかすら怪しい
しかし遊んでみたら
めちゃくちゃキレのある面白さでした!
これが今まで発明されてなかったのか?
不思議なくらいのシンプルさ
そんなことある?
面白さの肝は
手札をいくつか出せるけど、
これどっちを出す?というところ
UNOみたいに
早上がりのゲームだから
なるべく自分が上がりたいけど
できないならせめて
他の人には上がられたくない
上がられたくないけど
他の人の手札の状況は
なかなか読みにくい
そのため、場札を見ながら
んー!このまま2でキープ?
いや3で上げちゃう??
みたいに悩みます
悩む要素として
マイナス点の計算方法にも
秘密がある!
実は同じカードは何枚残しても
1枚分としてしかマイナスにならない
だから、
今3枚持ってる「2」でキープするより
1枚しかない「3」を出したほうが
自分的にはお得!?とか
そういう損得勘定が生まれる
ルールがシンプルなおかげで
面白くなるのもあっという間
1ラウンドが短いゲームを
繰り返すから試行錯誤が進む
こうすればいいのかな?みたいな
感覚が掴めるのも早かった
いやーこれはいいゲームだ
ほしいね!!
『ラマ / L.A.M.A.』
2-6人用 / 8歳以上 / 約20分
Designer: Reiner Knizia
Publicher: AMIGO (2019)
この記事を書いたのは、まこと