「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」や
「王への請願」「パンデミック」拡張など
数々の有名作品の
作者としてもお馴染み
トム・レーマンさんによる
最新のボードゲームです
日本語版が発売されたばかりの
このタイミングに手に入れて
さっそく遊び倒しました!
どんなゲーム?
プレイヤーは魔法使い!
8枚しかない山札と5種類の資源を
うまーく使いこなして
ほかの魔法使いを出し抜きます
「アーティファクト」や「モニュメント」
そして「力ある場所」などを
集めて駆使することで勝利点を稼ぐ
誰かが10点稼いだら最終ラウンド
得点の高い人が勝ちです
新しいゲームなので、
いつもより丁寧に遊び方を説明してみます
ルールに興味ない人は遊んだ感想に飛んでね!
各プレイヤーの準備はこうです
①最初に今回のゲームで使う
各プレイヤーの「メイジ」を決める
2枚引いたメイジカードから
どちらか1枚を選ぶ
残りのメイジは
使わないので箱にしまう
②次に「アーティファクト」
アーティファクトのカードを
ランダムに8枚引いてこれが山札になる
残りのアーティファクトは
使わないので箱にしまう
③「マジックアイテム」
手番と逆順にマジックアイテムの
タイルを1つ受け取ります
マジックアイテムはゲーム中、
何度も変更するので
残ったものは場に並べておく
④最後に「エッセンス」
このゲームではエッセンスと
呼ばれる資源をやりくりする
「活力」とか「生命」とか
ぜんぶで5種類があります
初期資源として5種類
すべての資源を1つずつ受け取ります
プレイヤーの準備が整ったら
場に「力ある場所」を並べて
いよいよゲームが始まります
遊び方はこうです
①ラウンドの初めには
各自の資源収入を確認する
ゲームの最初から
自分のメイジや
選んでいるマジックアイテムから
資源がもらえることがある
それを済ませて
スタートプレイヤーから順に
アクションをひとつ行います
アクションは大きく4種類
①コストを払って
自分の場にカード/タイルを置く
②すでに出しているカードを使う
③手札を捨てることで
任意の資源をもらうこともできる
④パスする
それぞれ詳しくみていきます
①自分の場に何か置くときは
それに応じた資源を払う必要があります
手札から
アーティファクトを出すほかに
共有の場から
モニュメントのカードか
力ある場所のタイルを取って
自分だけのものにすることもできます
②すでに置かれている
アーティファクトやマジックアイテム
そして力ある場所に備わっている
パワーを使うこともできます
パワーには、資源を増やしたり
カードを横に倒すことで
ラウンド中1度だけ使えるような
特殊効果を持つものがあります
武器やドラゴンなど、
他プレイヤーを攻撃するような
パワーもあります
③アーティファクトカードこと手札、
なんでもいいので1枚捨てると
任意の資源2つか金1つが手に入ります
ちなみに捨札は
カードを引く時に山札が尽きてたら
リサイクルされます
④することがもうないと思ったら
パスをします
パスしたら持ってる呪文を
別の呪文に交換する
そして自分のデッキから手札を1枚引いて
他のひと全員がパスするのを待つ
ラウンドで最初にパスした人は
次のラウンドの
スタートプレイヤーになります
スタートプレイヤーマーカーは
1勝利点の勝ちがあるので
特に最終版は駆け引きにもなる
終了条件は10点なので、
1点といえばその1割
勝敗への影響は大きいのです
収穫からパスまでのラウンドを繰り返して
最初に誰かが10点を超えたら
そのラウンドでゲームが終わる
最後に得点の高い人の勝ちです
得点は一部の「アーティファクト」や
「モニュメント」からも得られますが
主な得点源はやはり
「力ある場所」のタイルです
特定資源の支払いなど
指定されている条件を満たすと
追加の得点が得られるものが多いです
たのしいね、遊んだ感想!
8枚!
プレイヤーごとの山札の枚数です
こんなに少ないデッキで
ゲームが成り立っています
メイジのカードや
マジックアイテムを入れても
最大で10枚です
うそでしょ
これをやりくりし、
モニュメントを買ったり
力ある場所を利用したりしてるうちに
勝敗が決まります
とにかく最初は
「は?わけわからん、とにかく
やらされてる行動をやるしかねー」
みたいな気持ちですが
1回終わると
「あー!あれができたのか?」とか
「かーーーーーなんだよ、もう終わり?」
みたいな気持ちになり
すぐにおかわりしたくなりました
そんなこんなでこの日は
5回連続で遊んだので
感想の推移をまとめます
1回目
細かいところはまだ
説明書を片手に
とりあえず遊べてるけど
とにかくわからん
わからん殺し
なんならデッキ内容もわからんし
シナジーやコンボなんで夢のまた夢
2回目
お?わかる?かも?
これはこういう意味でしょ?
だから何?とか聞かれたら
知らんけど
こういうふうに始まって
こういうふうに終わるゲームね
3回目
あれ?こういうこと??
あーなるほどなるほど?
もしかして今、
私のカードめちゃ強い?
めっちゃおもろいやんけ!
4回目
あれ?こうしたらこうだから
相手にこうさせたくないから
(夢中
これは癖になる~
5回目
時間的にこの日の最終回
ここではじめて
慣れた人向けのルールを追加しました
アーティファクトカードをドラフトして
8枚のデッキを作る選択ルールです
今まではランダムに
与えられた山札で遊んでいましたが
この追加ルールによって
かなり恣意的なデッキが作れます
結論から言うと
めちゃんこ面白さが増しました
この最終回
メイジをネクロマンサー
デッキをドラゴンで固めました
相手がスキを見せたらドラゴンで殴るし
好きあらば死のパワーで勝利点ドカドカ!
とか計画してたんですけど
なんでか意外と
金ジャブジャブのプレイになりました
おもしれーなんだそれ
対戦相手のデッキも調子よく
ブンブン回り始めてたんですが
それより早くギリギリ11点取れて勝ち
あと1ターン遅かったらだめだったかも
かー
このゲームおもしれー!
この日は延々と
2人で遊んでいたので
次は人数増やして遊びたいです
日本語版が出てくれてめちゃ嬉しい
拡張もお待ちしてます
1年後にもう一度書いた記事▼
拡張セット発売記念! もう一度基本セットを味わおう!!『レスアルカナ』【120点】 - #ボードゲームたのしいね
レスアルカナ / Res Arcana
2-4人用 / 12歳以上 / 20-60分
Designer: Thomas Lehmann
Publicher: テンデイズゲームズ (日本語版 2019)
この記事を書いたのは、まこと