名作協力ゲーム、
『パンデミック』のスピンオフ、
限定生産アイテムの第3弾です
今度の舞台はローマ帝国!
各方面から蛮族が攻めてきます
どんなゲーム?
「パンデミック」を遊んだことある人なら
もうお気づきのことでしょう
マップ上にばら撒かれる
お馴染みのキューブ、
ウイルスコマこと「蛮族」
そう、我らがローマ帝国は
常に蛮族の脅威にさらされているのだ!
蛮族とは何か?
それは4つの氏族にわかれた様々な驚異
このウィルスのばら撒き方
つまり蛮族の侵略経路こそ、
本作の特徴のひとつになっています
なんとこの蛮族たちは
兵站を作りながら侵攻してくるため
氏族ごとに出現するルートが限定されています
指定された都市に至る経路の
最も手前の兵站線に蛮族が出現するのです
だから蛮族が指定された都市に
直接、出現しない事も多いのですが
ローマの国外と接する侵略線の都市に集中して
頻繁に侵略されることにもなります
それに対して
プレイヤーたちの対抗手段は
「砦」の建設や「兵隊」
砦があれば
兵隊の補充もできますし
この兵隊がいることで
蛮族とどのぐらい有利に
戦えるかが決まるので
どうやって戦線を維持したり
構築し直すかが鍵になってきます
ルール自体はとっても
パンデミックなんですけど
やってることは
戦争であり防衛戦という感触
軍隊の概念がわかりやすくて
とても感心しました
またパンデミックらしく
勝てそうな感じも出しつつずっと苦戦
ギリギリを攻めてくるのも
楽しいゲームです
たのしいね、遊んだ感想!
ローマからみた蛮族は
マジで脅威ですね
山側からいろんな氏族がやってくる
せめて海路から攻めてくる国が
少ないだけよかったなと感じました
ルールとして奇抜なことはなく
パンデミックの範疇を抜けてなくて
どこまでいってもパンデミックらしくて
でも別の体験ができるなんて
汎用性高かったんだな
パンデミックの良さを残したまま
こんなに戦争らしさが出せるのがすごい
キャラクターごとの特技で
戦闘職とか交渉要員みたいな
立ち回りが見事に変わるのもやはりおもしろい
イベントカードの名前が
歴史的な名言だったりするのもいい
このパンデミックは
手元に欲しいやつでした
今回は負けちゃったので
次の挑戦では勝ちたいな〜
また負けてもいいから
違うキャラでも遊んでみたい
パンデミック ローマの落日/ Pandemic: Fall of Rome
1-5人用 / 8歳以上 / 45-60分
Designer: Matt Leacock, Paolo Mori
Publisher: ホビージャパン(日本語版 2018)
この記事を書いたのは、まこと