Wald der Lichter - 40888 - Schmidt Spiele
自分だけの明かりを頼りに
暗い森の中に隠された
財宝を見つけ出そう!
少しの記憶力と
パズル的な判断力が
試されるゲームを遊びました
どんなゲーム?
Wald der Lichter - 40888 - Schmidt Spiele
森はとても暗く
ただでさえ灯りがなければ
財宝を見つけることなど
できません
ましてや探している本命を
見つけることは難しい
このゲームには
少し変わった仕掛けがあります
自分の番には
「灯りタイル」と呼ばれる
白い部分のあるタイルを
森に差し込みます
すると?
何やら森の1箇所が
照らされたかのように見え
落ちている物が
見えるようになります
不思議!
実はこの森は
3層を重ねた仕掛けになっている
まず透明シートに
お宝が黒い線で
描かれています
このシートを
真っ黒い四角いタイルを
敷き詰めた上にのせ
さらにその上から
少し透ける白いカバーをかぶせる
最後に森の絵が描かれた
小窓付きのボードで
全体を覆うことで
暗い森が完成
この森に、
灯りタイルを
箱の四隅の好きな場所から
差し込むことで
明かりがひとつ
森の中の小窓を照らします
照らされた小窓だけ
イラストが見えるようになる
まるで暗い森の一部だけが
明かりで照らされたように
見えるってわけ
以上、ギミックの説明が
長くなりましたが
ゲームのルールは
とっても簡単
探したい財宝が指示されてます
例えば「王冠」を探すとしたら
それを自分の手番に
見つけられれば獲得でいます
そのためにはまず、
灯りタイルを動かしたら
見つかるだろう
財宝の名前を宣言します
明かりを動かしたい方法を
よく考えながら
森にタイルを差し込む
照らされた先で
見事にその財宝が見つかれば
なんと手番が続く
正解し続ける限り
どんどん移動できます
宣言が間違っていたり、
目的の財宝を見つけたら
自分の手番終了
先に財宝を5つ
集めた人が勝ちです
たのしいね、遊んだ感想!
不思議ふしぎ
電池を使わないし
火も使ってないのに
暗闇に灯りが
灯されたかのように
お宝が見つかる!
このギミックだけでも
すごく楽しいのに
ちょっと覚えてる方が
有利だったり
差し込む方法を
考えたりするのは
パズルみたいに
頭を捻ってたのしい
なんと明かりには
各プレイヤーの分があるので
すなおに財宝を探すだけでなく
他人の明かりタイルを
森から追い出したり
不利な位置に
留めるような戦い方も可能
そんなことばっかり考えてたら
うっかり他の人の明かりで
財宝を照らしちゃうこともあるから
もー
真剣ですよ
大人もたのしいけど
こういうのは
子どもの方が断然強い
透明シートは
複数枚入ってるから
財宝の配置パターンが変わるし
シートの向きも変えられるから
無限に楽しめる作りに
なっているところがよい
アナログゲームらしい
手触りを感じられる
良いゲームでした
森の明かり / Wald der Lichter
2-4人用 / 5歳以上 / 約20分
Designer: Stefan Kloß, Anna Oppolzer
Artist: Rolf Vogt
Publicher: Drei Magier Spiele (2020)
Wald der Lichter | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと