今年も間もなく、
Spiel des Jahresの発表です!
シュピールデスヤーレスと読むこちら、
ドイツ語で「今年のゲーム」という意味で
頭文字をとって通称「SDJ」、
日本では「ドイツ年間ゲーム大賞」と
呼ばれているアワードのこと
ドイツで、その1年間に
発売されたゲームの中のうち
審査員が実際に遊んだものの中から
これは!と思った作品に贈られるそうです
ボードゲームの世界では
最も権威がある賞とされており
1995年には「カタン」が
2010年には「ドミニオン」が受賞するなど
時代を超えても「たしかに面白いな」という
作品が取り上げられます
後の世からすると
「この年は大豊作すぎる!
こんな中から大賞を選ぶのは
大変だったろうな」
みたいな贅沢な年もあります
今年の最終候補に
残ったゲームを見ながら、
受賞作品を私も予想してみます
SDJの最終候補は
・ロビンフッド(Die Abenteuer des Robin Hood)
・ミクロマクロ:クライムシティ(MicroMacro: Crime City)
・ゾンビティーンズ(Zombie Teenz Evolution)
の3作です
このうち1作に
大賞が贈られる
下馬評では
「ミクロマクロ」が優勢との噂
確かにこのゲームは面白い
わたしも大好きです
とはいえ「ロビンフッド」や
「ゾンビティーンズ」は
日本未発売ですし
私も遊んだことがないので
判断が出来ない
しかし私は希望を込めて
「ゾンビティーンズ」が
受賞することに賭けます
理由はつい先日、
『アーミー・オブ・ザ・デッド』を
Netflixで観たからです
絶対見た方がいい、名作映画です
よろしくお願いします
そして
ドイツ年間ゲーム大賞には
惜しくも最終候補に
選ばれなかったものの
審査員推薦などで
取り上げられている
作品もあります
ノミネート作品というだけでも
それなりに注目が集まります
そんなラインナップはこちら
・ビス20
・チャクラ
・ポイントサラダ
・Switch & Signal
・ザ・キー:ラッキーラマランドの妨害工作
遊んだことないゲームを除けば
この中では「ポイントサラダ」が
私はすごく好きです
手軽に「ゲームだ!」って
ものを遊べるのはいいですよね
さてそして
SDJには大賞だけでなく
KDJこと「キッズ部門」と
「エキスパート部門」という
二つの部門賞もあります
こちらも予想しておきたい
キッズ部門の最終候補3作は
・ドラゴミノ
・ストーリーテイラー
・名探偵ミア・ロンドン
私の予想はこれはね!
もー「ドラゴミノ」よ
過去2017年にSDJに輝いた
「キングドミノ」を、
子どもと遊べるファミリーゲームとして
作り替えたとあっちゃー
これしかないですよ
これに賭けます
続いて
エキスパート(Kennerspiel des Jahres)
最終候補3作はこちら
・アルナックの失われし遺跡
・ファンタジーレルムズ
・パレオ
どれを推すか、これは迷う!
順当に面白いと評判の
遺跡探検ゲームの「アルナック」なのか
それとも
考古学的協力ゲーム「パレオ」か
でもわたしは
「ファンタジーレルムズ」に賭けます
これは実は
結構前に出てたゲームなんですが
ドイツ発売が去年だったので
対象なんですね
ここが「ドイツのゲーム大賞だな」と
思わせるところで
あくまでも
「ドイツで昨年発売されたものから
面白い作品を選ぶ」んですよね
世間の評価がはっきりと
『ファンタジーレルムズ』は面白いと
言っているというのもありますが
私はカードゲームや
コンパクトなゲームが好きなんです
3作のうち
「ファンタジーレルムズ」だけが唯一
カードだけで構成された
小箱のゲーム
ボードやフィギュアを
ふんだんに使った超大作に
シンプルなカードゲームが勝つのって
凄いじゃないですか?
というわけで期待しています
私の予想をまとめると
SDJ『ゾンビティーンズ』
KDJ『ドラゴミノ』
KDJ『ファンタジーレルムズ』
です
ドラゴミノなんか
日本語版が出たら
すぐ買っちゃいます
ドイツ年間ゲーム大賞キッズゲーム部門の最終ノミネート作品に選ばれた「ドラゴミノ」、今夏発売に向け、ただいま日本語版を制作中です。
— タナカ マコト (@tanakama) 2021年5月17日
ファンタジーレルムズや
アルナックは再販待ちかな?
みなさんの予想はいかがでしょうか
正解の発表はキッズは6/14
スタンダードとエキスパートは7/19
授賞式の様子も
生配信で見れられるそうなので
これから楽しみですね
SDJノミネートの『ミクロマクロ』を遊んだ感想です▼
犯人を動機を事件現場を被害者を、1枚の地図からぜんぶ探そうよ『ミクロマクロ:クライムシティ』【120点】 - #ボードゲームたのしいね
この記事を書いたのは、まこと