ポルトガルに
カラフルな家が並ぶ街がある
それがポルト
河が注ぐ丘陵に
古い建物が立ち並ぶ
海岸都市だ
そんなポルトの
伝統的な街並みを
みんなで作るゲーム
建物を建てるともらえる点数を
私はエライポイントと呼ぶことにした
どんなゲーム?
ポルトに家を建てよう
家を建てるたびに貰える
エライポイントが
最も高くなった人が勝ちます
このゲームではできることは2つ
1つはカードを拾う
もう1つはカードを使う
カードには1枚ずつ
色と数字が示されており
建物を建てるには
自分の手札が2枚必要
カードを拾うときは、
公開されたカードの中から
合計が3以下になるように取る
1を3枚でもいいし、
2と1を1枚ずつでもいい
3を1枚とる勇気も必要
拾った手札の枚数に
上限は特にない
カードを使う時は、
手札から必ず2枚一組で使う
この時、
2枚のうち1枚は
色だけを使うカード
もうひとつは数字だけを
使うカードとして出す
例えば緑色のカードと
2のカードを出したとしたら、
緑の家を2階層ぶん
どこかに作れるってわけ
ひとつの建物は
下から上までぜんぶ同じ色で
作らなきゃいけないとか
隣り合う建物は
違う色じゃなきゃいけないとか
建てるときの決まりもある
さてここからが重要
なぜならエライポイントが
関わってくるから
ポルトの家は
長屋みたいに隣の壁と
繋がっている
うまく建てて
壁を節約するほど
沢山ポイントがもらえる
そしてポルトは
高低差のある土地でもあるので
より高いところに建てることで
ポイントがもらえます
ポイントのもらい方について
順を追って説明しよう
例えばさきほどの緑と2で
2階層分を建てられるとする
0階層と、そのうえの
1階層を建てたなら各フロア1点ずつで
合計2点が入る
もし緑の隣に
黄色の建物を新たに
2階層分建てたとしよう
すると最初と同じように
0階層と1階層で2点
もらえるのとは別に
隣の壁を使って節約して
エライということになるので
隣接してる階層分得点が入る
つまり黄色を2階層建てただけで
合計4点も、もらえる
これは左右で起こるので
もし両隣に壁があるなら
その分得点がはいる
めちゃくちゃエライというわけ
その他にも
得点を稼ぐ方法はいろいろ
まだ誰も建てていない
土地に0階層を建てる
すると0階層分の
得点が入るだけでなく
その土地に置かれていた
タイルの数字だけ点数をもらえる
そのタイルは
空いている土地の
てっぺんに移す
そのてっぺんに
誰かが最上階を建てたときにも
タイルに示された得点がもらえる
ボードに置かれた
共通のボーナスカードは
早い者勝ち
条件を満たした人が
即もらえて即得点
ボーナスカードは
タイブレイクにも使うので
なるべく集めたい
ゲームの最初に配られている
個人目標カードも得点になるので
達成できるようにゲームを進める
プレイ人数に応じて
定められた数の建物が完成した
ゲームおわり
たのしいね、遊んだ感想!
ボードがとっても楽しいのよ
ドラゴンいるし
人魚もいるしさ
なにせ絵が可愛い
そして見たがことないような
食べ物も載ってる
さかな???もいる
見てて飽きないイラストが
とってもキュート
ゲームはといえば
2019年の作品にも関わらず
質実剛健なルールになっております
2000年頃のSDJ候補だよ!って
言われたら信じるくらい
古典の味わい
安定感があるシステムは
なんだかずっと遊べそうな
気分になってくる
殆どの情報が
完全に見えているので
厳密に
より真剣に
遊ぼうとすれば
すんごく悩みそう
もちろんそうやって
カリカリに遊ぶことも
いいんだろうけど
私のオススメは
ダラーっと
なにかお菓子でも食べたり
お話ししたりして遊ぶこと
あ!それ私が
建てようと思ってた
黄色の家なのに〜
とかわいわい言い出したら
ほら
もうたのしい
とにかく箱絵が
インテリアとして成立するほど
可愛いから
手に入れた人は
面置きで見えるところに
飾れたらおしゃれかも
ポルト / Porto
1-4人用 / 8歳以上 / 約30-45分
Designer: Orlando Sá
Artist: Luís Levy Lima
Publicher: サニーバード (日本語版2020)
Porto | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと