世界中の動物を集めて
自分だけの動物園を作ろう
環境配慮や
種の保全に努めるとよりいいし
研究も一緒に進めちゃう
欲張り仕様だよ
どんなゲーム?
さあ、ここが君の動物園だよ!
荒涼とした大地を受け取って
ここに囲いを自由に作って
自由に好きな動物を誘致してね!
ね?自由でしょ??
みたいなゲーム
動物園の人気を高めたり
野生動物の保全に努めているうちに
いつか実績が交差する時がくる
2種類の得点が
交わったらゲーム終わり
得点計算して
高かった人が勝ち
動物園の人気を
どうやって獲得するかと言うと
色々あります
動物カードを
使っても貰えるし
一緒に研究してくれる
後援者を見つけても貰える
保全点は逆に
動物園にいる動物を
野生に帰したり
あるいはたくさんの動物や
特定地域または同じ種類の動物を
誘致したりすると貰える
自分の手番には
5つあるアクションから
1つを選び実行することで
ゲームを進めます
アクションは
「建設」「カード」「動物」「後援者」「協会」
の5種類があります
それぞれ1種1枚のカードになっており
あらかじめ1〜5番の置き場に
セットされています
この置き場にある数値は
単純にアクションの強さに影響します
数字が大きい場所に
置いてある場合より
強いアクションになります
手番に1つの
アクションカードを選んでは
今置いてある場所の
強さに応じたアクションを実施
実施終わったら
そのアクションカードを抜いて
左端の最弱の1へ
抜けた番号に向かって
他のカードが右へ1つずつずれます
そうやって1〜5の強さの中で
カードが循環するわけです
「建設」のアクションでは
お金を払って自分の動物園に
動物のための囲いを作ります
売店や展望台、
ふれあい動物園などの施設も
このアクションで作ります
「カード」のアクションでは
山札やディスプレイから
カードを手に入れます
カードには動物だけではなく
後援者や保全計画なども含まれており
他のアクションでそれらを仕様できます
「動物」では
動物カードを出します
動物に応じた
お金の支払いだけでなく
自分の動物園に空きの囲いが
必要なので注意
「後援者」は
後援者カードを出して
なんらかのメリットを手に入れます
即座に恩恵のあるものや
何かの動物が出た時をトリガーに
ゲーム中ずっと何かを得られるもの
ゲーム終了後に得られる勝利点などがあります
「協会」の効果は
多岐にわたります
世間的な評判をあげたり
さまざまな大陸の動物園と提携したり
あるいは大学と連携することも
さらには環境や種に配慮し
保全活動をすることも可能
アクションカードには
なんと裏表があり
ゲームの途中で
なにかのフラグを満たして
裏返すことができれば
もっと強力なアクションが出来ます
ちょっと難しいのは
1つの選択に対して
複数の要素が連動しているので
覚えるまでは1つ1つのアクションを
ゆっくり確認しつつ
やる方がいいかもしれません
みんなでアクションを繰り返して
動物園の人気が上がったり
保全状況が進んでいきます
だれかが条件を満たしたらゲーム終わり
最終得点計算をして
最も勝利点を獲得した人が勝ちです
たのしいね、遊んだ感想!
ゲーム的には非常に
スッキリしたシステムに見えるのに
感情と理性がアンビバレンス
得点トラックが
交差した時の差分だけ
得点を得る方式!?
人類の直感に反するよね!
いやあ、楽しいゲームだから
全然問題ないけどね
だって自分だけの動物園を
作れるのって最高じゃないですか
しかもこのゲームってば
動物がものすごくたくさん登場するし
カードは写真になっているんですよ
動物が可愛いです
自分の好きな動物を
たくさん集めてもいいし
いろいろな指針が示されるので
それらを満たすために集めてもいいし
自由なのよ
カードが全部で
200枚以上あるから
もっとジャンジャン
出たり引いたりするかと思いきや
一回のゲームを遊ぶうちに
どうやら自分が選択できる範囲は
50枚以内くらいに
収まってそうなのもびっくり
少ないカードを見ながら
どの子を出すのか
選択を繰り返すのがとっても楽しい
攻撃的な要素もあるんですけど
その辺りを無視して遊べるルールが
用意されてるのも素敵ですね
今どきのゲームは
他の人にあんまり邪魔されずに
自分の思ったままに
好きな箱庭を作れるのって
歓迎されますよね
これ、まさしくそれです!
わたしはクマが好きだから
初回プレイではクマを集めまくりました
この子は私に似ていると
評判のマレーグマ
日清紡でお馴染みのマレーグマ
似てるの?
話題になるのも納得の
とっても面白いゲームでした
2回続けて遊んじゃった
ルール説明からゲーム全体を通して
3時間くらいはかかるから
時間には余裕を持ってね
慣れてきたら多分
2時間は切れるよ
あなたも好きな動物を見つけて
動物園に入れてみましょう
楽しきアニマルプラネットライフを
『アーク・ノヴァ / Ark Nova』
1-4人用 / 約90-150分 / 14歳以上
Designer: Mathias Wigge
Artist: Loïc Billiau, Dennis Lohausen, Steffen Bieker, Christof Tisch
Publicher: テンデイズゲームズ(日本語版 2021)
Ark Nova | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと