日本語版のロゴがイカス!と
私の中で評判のこの作品
ゲーム内容も
めちゃくちゃイカしてる
シンプルなルールで
陣取りするんですけど
その陣取りが
修道院と枢機卿で
二段構えになってるんです
どんなゲーム?
手札を使って
マップ上の様々な国に
修道院を建てて得点します
修道院のある国には
枢機卿を派遣できるので
さらなる得点を獲得できます
修道院が道なりに
つながっているなら
さらに追加得点
などなどの組み合わせで
高得点を目指しましょう
自分の番には
カードを1枚か2枚か3枚使います
出した色の国に
修道院を建てるか
枢機卿を派遣できます
複数枚出すには
同じ色である必要がありますし
同じ色だったとしても
異なる国に使うことはできません
基本的には1つの色が
2つの国に使えるカードになっているので
どちらの国にカードを使うかが悩みどころ
カードを使ったら
使ったぶんだけカードを補充します
カードを引いている
山札がなくなったら中間決算です
このゲーム、点数計算が
ちょっと変わってる
中間決算では
修道院からしか点数がきません
国ごとに修道院コマが最多の人が
修道院コマの総数分の点数を得て
次の人は最多の人のコマ数
次の人は2位の人のコマ数
再び同じことを繰り返して
また山札がなくなったらゲーム終了、
最終決算を行います
最終決算では
前半と同じ修道院の得点に加えて
道沿いに3個以上つながった修道院の得点、
さらに枢機卿の得点計算をします
枢機卿の得点では
ボード上の番号順に
2国ずつの状況を見ていきます
2国間が、同盟状態にあれば
両方の国の枢機卿が最多の人に、
両方の国に置かれた全枢機卿の数だけ
点数がはいります
ちなみに同盟とは
2国それぞれで最多の枢機卿が
同色の場合であることを指します
中間決算と最終決算を合わせて
点数が高い人の勝ちです
たのしいね、遊んだ感想!
自分の手番には
カードを出して駒を置くだけ
コマの置き方に癖があって
修道院は道沿いに
つなげられたほうがあとあと良い
枢機卿はその国の中で
修道院の最多数までしか置けない縛り
この縛りが案外曲者!
修道院最多でも
うっかり自分の枢機卿を
置けないことがよくあります
修道院と枢機卿、
どっちを選ぶかの選択はかなりシビア
序盤なら、中間決算目指して
修道院のほうがいいと思うけど
先に枢機卿の枠を使われるとなると
とグッと考えさせられるし
ああ、これは
いいゲームだなーー
やり始めてみると、
他の人が狙ってる色や場所が
なんとなく透けて見えてくるので
「ここは分断しとこう」とか
「こう来てくれたらこう置こう」とか
次の手を考える楽しさが
どんどん増していきました
色味も素敵だし
テーマも良い
ぜひ手元に置いておいて
いつでも遊べるようにしたい
ゲームだと思いました
王と枢機卿のリメイク作品、
「China」や「HAN」も
ぜひ遊んでみたいところです
王と枢機卿 / Web of Power
3-5人用 / 12歳以上 / 50-60分
Designer: Designer Michael Schacht
Publicher: ゲームフィールド (日本語版2014)
この記事を書いたのは、まこと