舞台は西暦2471年
滅びかけた近代文明の
マッドマックス的な世界
希少になった燃料や
様々な資源をめぐって
2つのクランが争ってる
それぞれのクランの長として
燃料を効率よく使いつつ資源を集め
多くの新天地を
手に入れることを
目指すゲームです
どんなゲーム?
このゲームでは
燃料こと「ケロ」を
消費しつつ
サイコロに従って
最適な行動を重ねていく
活動に必要なケロは
トラックに積み込まれた
砂時計で表されている
砂は自分の手番になるたび
どんどん減っていく
減り続けるケロを横目に
サイコロを振りながら
出来る行動を考えます
出た目によって
「こっちの可能性があるな」とか
「この行動もやりたいな」など
砂時計が落ちきる前なら
サイコロは制限なく振り直せます
とはいえサイコロが燃えてしまうと
使えるサイコロは減るし
選べる資源も燃えて
無くなったりします
資源カードや
特殊な能力を獲得しながら
より多くのポイントを
稼げたら勝ちです
運が良ければ
トゥアレグ族が気まぐれに
助けてくれることもある
ゆめゆめ感謝の気持ちを
忘れぬように
たのしいね、遊んだ感想!
2人用のゲームで
時間制限の要素が
あるようなものは珍しい
燃料という名の
砂時計が尽きるまで
必死でサイコロを振りました
砂時計が落ちるまでに
考えをまとめるのって大変すぎ!
ただでさえ
出てほしい目は
決まってるのに
そうじゃない中から
最適解や妥協点を探す
降ってる間は夢中です
結果的に
「お?結構いい行動出来たかも」と
振り返れるのは
相手の番になってからのこと
全然わずかな時間しかない中で
いうことを聞かないサイコロに
振り回されます
程よいタイミングで
燃料補給をしておけば
満タンな砂時計で
心の余裕も生まれますね
ゲームが進むにつれて
特殊なサイコロが自由に
使えるようになるなど
出来ることの幅が増えたりもする
サイコロだけでなく
資源の使いみちの
取捨選択など
リアルタイムのアクション要素と
考えどころも多くあります
いつもの2人で、
少し変わったゲームをお探しなら
とってもオススメです
『ケロ / KERO』
2人用 / 9歳以上 / 約30分
Designer: Prospero Hall
Artist: Pierô
多言語版流通 HobbyJAPAN (2018)
Kero | Board Game | BoardGameGeek
この記事を書いたのは、まこと